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【名  称】
 桐ver9 調剤支援システム K-Rp 4.09版 (アップデート差分)
【登 録 名】
 Krp409.LZH (約340Kb)
【登 録 日】
 2008/03/29
【著作権者】
 悲しげ and K-Rpプロジェクト(代表著作権者:悲しげ)
 本システムは『カンパウェア』です。
【掲載者名】
 悲しげ白秋 kanasy@phoenix-c.or.jp
【動作環境】
 桐ver9 上でお使い下さい。
 なお、この4.09版の開発は桐ver9-2007(桐9-2004 sp4)で行いました。
【作成方法】
 LHaにて圧縮しています。
 解凍後、アップデート一括処理によってシステムを4.08版から4.09版にアップデートします。
【サポート】
 http://www.phoenix-c.or.jp/~kanasy/krp.html
 http://www.kusuriya.com/krp/
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▼本版は2008年4月の調剤報酬改訂への対応版です。主に悲しげの個人的事情により、約1年4ヶ月ぶりのバージョンアップとなりました(^^;)。

▼具体的なアップデートの方法。
 K-Rp 4.08版で実際に使用しているディレクトリに、この "Krp409.LZH"を解凍して下さい。同名既存ファイルについては、上書き解凍となります(上書き解凍は今回は一部のTXTファイルだけです)。なお、Yakmasのup-dateを先に済ませておいた方がよいと思います。(Yakmasの方が後でも多分大丈夫かとは思うが)
 念のため、バックアップを取ってから実行して下さい。時々、勘違いしている方がいらっしゃるので、ここで2〜3補足しておきますと、この場合のバックアップと云うのは、K-Rpメインメニューの「5:各種マスター」にある「7:バックアップ」を指すだけではありません。できれば、MO等の他メディアか、同一HD内の別フォルダに一時的に現行版のデータ一式をコピーしておくことをお勧めしておきます。
 さてその上で、"セット409.cmd" をダブルクリックして一括処理実行させて下さい。
▼今回は27老健制度がなくなるため、Up-date処理の中で患者マスタの27番号等をヌル(空)にしています。そのため、旧データは「患者200803.tbl」の名で保存しておきましたので、必要なら随時参照またはリネーム復活させることができます。
※ついでに云えば、他にも以前のUp-date時にリネーム保存していた残骸が残っていると思いますので(薬品.tbl,Yakmas.tbl等)、ふたつ以上前のものはこの際削除(または他フォルダに移動)してしまっても構いません。

▼Up-Date終了後にK-Rpを起動して、まず最初に初期設定で調剤基本料を変更します。それと「後発品調剤体制加算」も該当あればチェックを入れて下さい。
※後発品率算定処理は別途公開しています。

▼変更点は後述「【付】4.09版の改良点」のとおりですが、若干補足します。
◎分割調剤に関しては従来より部分対応でしかありませんが、その点は今版の後発品お試しでも同様で、基本的に手動対応です。違いは、分割調剤を指定した時に自動的に現れる「調剤料訂正」画面で、当該剤の[分割]項目に、後発品お試しの場合は「2」、そうではなく一般の分割調剤の場合は「1」を入力する必要があることです。なお、薬歴・手帳等の算定は自動判断していないので、この点お間違えないよう。
◎一包化薬の扱い変更に伴う種類数等の判断も盛り込んでいません。これも任意指定となります。
◎特に後期高齢者関係については、多分に「暫定・試行」的な部分が多いはずですので、注意してお使い下さい。
◎後発品振替処理を試行しています。
(1)処方入力画面からは、[G]キーで(自店マスターに存在する)後発品を取得振替可としています。(2)自店マスターに新採品目を取得するに際して、Yakmas表において[G]キー(ボタン)で当該後発品を表示取得することも可能にしています。(3)但し、これらはあくまで試行段階でして、もしかすると不具合が出る可能性もあることをご承知の上でお使い下さい。(4)処方入力画面からの操作で、ダイレクトにYakmas表から後発品振替までは可能としていません。処方入力画面←→自店薬品マスタ←→Yakmas表と云う操作となります。
※これらの諸注意については、別途チームメンバーから、BBSの方に補足書き込みがなされるはずですので、申し添えておきます。

 ?テストにご協力下さった方に感謝。<(_ _)>          悲しげ 記
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【付】4.09版の改良点
●バグ修正。
・「1:レセデータ作成+各種印刷」ではなく「2:請求集計表のみ印刷」を実行した場合、処理年月の取得ミスのため集計表上で「高*」判断の分類不具合あり。&処理年月値の「平成→西暦再変換」が不十分だったためなので、西暦に統一対処で改良済。
・期間指定時の若干の不具合修正。
・郵便振替口座番号の画面表示で右端欠けとの報告有り、当該フォントサイズ変更で対処済。
●2008年4月からの調剤報酬改訂に概ね対応。
・初期設定で後発品調剤体制加算を追加。
・各種点数の組替えに対応。
・後期高齢者医療制度および就学前児2割に暫定対応(負担率フラグも仮の値)。
・27老健は廃止されるようなので、Up-date時に27番号等を空にした(患者マスタBack-Upした上で)。
・領収書関連で従来の「保険外併用療養費」の字句を「評価療養・選定療養」に変更。しかしこれは単に字句の変更のみで中味は無い(^^;)。
●主な対応不全箇所
・分割調剤に関しては従来より部分対応でしかないが、その点は今版の後発品お試しでも同様に手動対応。
・一包化薬の扱い変更に伴う種類数等の判断は盛り込んでいない。
・外来服薬支援料、退院時共同指導料、後期高齢者終末期相談支援料については、点数だけは算定可だが中味は全く暫定。
・当然ながら新制度でのレセプト関係(マル外字含む)には未着手。
●その他の改良点
・後発品振替処理試行。処方入力画面から[G]キーで(自店マスターに存在する)後発品を取得振替可。(自店マスターから)新採品目取得に際してYakmas表において[G]キー(ボタン)で当該後発品を表示取得可。但しこれらはあくまで試行段階。
・領収書の領収日付を要望により変更可能とした。
・薬歴からの点数修正処理も微変更(相変わらず「試行」のままながら)。
・他にも微修正は色々あるが省略。(^^;)
●宿題
・浸煎薬、湯薬の量入力についての改善要望あるが当面未着手。
・レセ電算処理・オンライン化対応は着手のメド全く立たず。
・マニュアル(help)は今回も未改訂。(^^;)
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ダウンロードファイル名は "Krp409.LZH" です。